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LEONARDO スタッフ日記
~ 商品の入荷速報やヨーロッパのファッション、食文化等をご紹介していきます ~
さまざまな製法
赤井です、こんにちは(^^

靴の製法が違ったら、何がどう変わるの?
と、言う事で、今回は靴の製法について書きたいと思います!!
ただ・・・製法は本当に種類が多く、ここでは説明しきれません。
なので、代表的なモノをいくつか紹介したいと思います(^-^

まずはマッケイ製法
戦後急速にイタリアで広まり、その由来はイタリア東部、マルケ地方の伝統技法で、発明家のブレイク氏より
ゴードン・マッケイ氏がその権利を買い取ったことからマッケイ製法と呼ばれることに。
発明家の名をとり、別名としてブレイク製法と呼ばれることもあります。

アッパーとインソール、アウトソールを靴内部で一気に縫う製法で、靴の内部を覗き込むと
そのステッチが目視することができます。
ソールを薄く、華麗に仕上げることができる為、イタリア靴に多く見られ、
薄く仕上げることによって、ソールの返りが良く足の馴染みが早く、最初から履き易いことが特徴です。
弱点としては、アッパーとソールをダイレクトに縫う為、オールソール修理が1~2回が限度となってしまうこと。
アウトソールに縫い目が出ているので、雨が染みてきたりなど水に弱いことや耐久性としては
強い方とは言えないことが上げられます。

マッケイ製法マッケイ(ブレイク)製法


次にブラックラピト製法
マッケイ縫いを施したソールに、さらにもう一枚ソールを縫いあわせ、
グッドイヤーの耐久性の良さと、マッケイの返りの良さをかけあわせたような製法です。
マッケイ製法では、雨の日などは縫い目から水が染みてきてしまうということがありますが、
この製法なら大丈夫です(^^
イタリア等の、ヨーロッパ製の高級紳士靴によく使われている製法です。

ブラックラピト製法ブラックラピト製法


そしてハンドソーン・ウェルテッド製法
紳士靴の原点となる底付け技法で文字通り、工程はすべて手作業で行われます。
ビスポーク(注文靴)を中心に脈拍と受け継がれる古典技法であり、王侯貴族の訴え靴にも用いられ、
別名イングリッシュ・ウェルテッド製法とも呼ばれてます。

松脂を擦り込んだ麻糸を用い、中底とアッパー、ウェルトを「すくい縫い」によって接合し、
シャンクやコルクを詰めた後に本底を当て「出し縫い」をかけます。
ソールが厚くなる為、上記のマッケイ製法に比べソールの返りの良さは若干劣りますが、履きこむ内に
中底が適度に沈み、個々の足型にフィットしていくので最高の履き心地となります。
耐久性も高く、理論上ソールの張り替えは何度でも可能で、長年愛用できる靴となります。
弱点としては、全て手作業のため高価となり、当然修理のコストも高くなってしまうことです(^^;
ですが、ウェルテッド製法の中でも最上級の造りのハンドソーンは長年愛用できることは間違いないので、
是非試して頂きたいです★


ハンドソーン・ウェルテッド製法ハンドソーン(イングリッシュ)・ウェルテッド製法


それにグッドイヤー・ウェルテッド製法
こちらは上記のハンドソーンの複雑な工程をリブを付けたことによって機械化した製法。
19世紀後半にチャールズ・グッドイヤー氏が発明したことから由来し、これによって靴の生産効率は飛躍的に向上しました。

リブ(モノレール状のテープ)を中底に接着したことによりミシンですくい縫いの工程が行えるようになっています。
ハンドソーンと同じく、コルクが厚く詰められている為、履きこむうちに足に馴染んでいきます。
ただし、ハンドソーンと違い、リブが追加されている為、ソールの返りが悪く履き始めは硬く感じることがあります。(こちらも理論上、何度でもソールの張り替えは可能)

グッドイヤーグッドイヤー・ウェルテッド製法


最後にセメンテッド製法
画像なしですみませんが、こちらは糸で縫いつけるのではなく、接着剤で貼り付けます(^^;
シンプルなので大量生産が可能で安価ですが、ソールが剥れやすく出先でガバッと剥れることも・・・
壊れやすく、耐久性が低い為「長年愛用する靴」となるよりは、履き潰しの靴と言った感じに
なりますので気をつけて下さいね!

どの製法も一長一短がありますが、購入の際はその辺も考慮して選ぶと
靴選びがもっと楽しくなりますよ(^o^/~



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